「彼女を作りたいのでれば女性に共感しましょう」
私は、巷でよくそんなことを言われているのを見たり聞いたりします。
そして「女性に共感する」とは、つまり「女性の話を聞く」ということでもありますし、「女性の存在を認めてあげる」ということでは無いかと思うのです。
もちろん私自身も「彼女を作る」ために、この『共感力』というスキルは非常に大事なものだと感じています。
なぜならば、生物学や心理学の観点から考察すると、
「男と女は全く別の生物」と考えることもできるからです。
ただ、男でも女でも「人間」という大きな視点で見れば同じ点は多々あると言えるわけですが。
しかし、それでも男と女は深く追求していくと、体の作りから、心理のプロセスまで「全く異なる点が多い」ということも言えるはずです。
だからこそ、その全く異なる「女性」という生物を相手にする際に、相手に共感を示して、
「私はあなたを分かっています」
あるいは、
「私はあなたを分かろうとしています」
という言動を示すことは、男女の関係を親密化させるために非常に大きな意味があるかと思います。
ですので、私自身はコミュニケーション能力の中でも非常に『共感力』というスキルを大事にしているわけです。
でもですね、では男女の恋愛において、ただ女性に共感をすれば「彼女ができるのか」「女性にモテるのか」というと、それはちょっと違うと考えていたりもします。
そう。実は『共感力』というスキルを最大限女性に対して発揮して「モテる男」になるためには、その前段階の土台となる能力を身に付けていないと、あまり効果的に『共感力』というスキルが活きないと考えているのです。
そして、多くの恋愛下手な男性は、その「女性に共感をする」というスキルの前段階の土台となる能力を身に付けていないがために、女性に共感を示しても「男として相手にされない」という現象が起こっていると考えていたりもします。
では、『共感力』というスキルを最大限女性の前で発揮して「モテる男」になるために、先に身に付けておくべき能力とは何か。
それをここから解説します。
あなたは自分のことが大好きですか?
私の中でそれは一言で表現すると『自己主張能力』となるのです。
そしてそれは「アイデンティティの形成」とも言い換えれますし、「確固たる自分を持つ」という言葉でも表現できます。
要するに、
”あなたが、あなたらしいあなたとして、あなたなりの「自己」を主張している事。”
この「自己の形成」がしっかりとできていることが、『共感力』を最大限発揮して、「モテる男」になるためには重要なことだと考えているのです。
で、「自己の形成」がどれぐらい進んでいるかと言うのは、実はたった1つの質問を投げかけるだけで、知ることができたりします。
その質問が下記です。
「あなたは自分自身のことを何%好きですか?」
という質問になります。
いかがでしょうか。
あなたは今現在の自分自身を100%好きだと言い切れますか。
もし、あなたが今の自分自身を100%好きだと言い切れるのであれば、あなたは「自己の形成」ができている人だと言えるかと思います。
ですので、そんなあなたが『共感力』を意識して女性の相手をすれば、それなりの高い確率で「女性に惚れられる」という現象が起こると思うのです。
(フィーリングが合う女性は全て落ちるという感覚になってきたりしますので)
しかし、どうでしょうか。
多くの一般的な男性は「今現在の自分自身を100%好きです」とは言えない傾向があるのではないかと感じています。
あるいは、逆に「自分のことが嫌い」と感じている男性の方が多いのかもしれません。
そして、「自分のことを好き」というのを私は『自己愛』と表現することが多いのですが、この『自己愛』が乏しい方は、イコール「自分に自信が無い人」となってしまっていたりもします。
で、特に「自分に自信が無い」男性は、女性の前で積極的に自己を表現できないことが多いわけです。
だからこそ、
「自分のことが嫌い→自分に自信が無い→女性に対して消極的」
このような人格が形成されてしまっている男性は、
・女性の前でこびる
・女性の前でへりくだる
・積極的に女性と接することができない
そんな弱々しい態度や言動でしか女性と接することができなくなったりします。
ですので、そんな弱々しい男性が女性に対して『共感力』を示したところで、お目当ての女性と恋愛関係に発展することはほぼ皆無では無いかと思うのです。
故に私は、
”『共感力』という強力なスキルを最大限活かすために、まずは『自己主張能力』というあなたなりの確固たる人格形成を行う必要があると考えているわけですね。”
女性との関係をリードできる男→モテる男
いかがだったでしょうか。
確かに「男女が親密な関係を構築する」、あるいは「女性を落とす」や「彼女を作る」という行為の中で『共感力』という強力なスキルを身に付けることはかなり意味があるかと思います。
しかし、あくまでもあなた自身が「女性が共感されて嬉しい男」になっていないと、薄い人間性しか感じない男に共感されても、嬉しくないと感じる女性が多いようなのです。
ですので、確かに『共感力』を身に付けて、女性と会話などのコミュニケーションをとっていくことは大事なことだと思いますが、その前にあなた自身が、
”どんなに可愛い美女を相手にしても堂々と自己を表現できる男”
にある程度のレベルでなっておく必要は絶対的にあると考えられます。
やはり、結局のところ人間の恋愛プロセスにおいて「男→女」というアプローチの図式は、それこそ高校生でさえ本能的に理解していることかと思うのです。
だから、あなたがもし「彼女が欲しい」「女を落としたい」と思っているのであれば、基本的にはあなたからお目当ての女性にアプローチをかける必要があるかと思います。
要するに、あなたがモテる男になりたいのであれば、男がある程度女性との関係性をリードしてあげる必要があるということをしっかりと意識することがまずは大事だということですね。
そして、まずはしっかりと女性との関係性をリードできる男になる必要があるということでもあります。
で、このような「男→女」という人間の恋愛プロセスの本質から考えてみると、女性に対して共感を示すこと以上に、
”確固たる自己を形成して女性との恋愛関係をリードする(自己主張能力)”
の方が、彼女が欲しい男性やモテたい男性にとっては重要度の高い能力となるかと思うのです。
基本的に、不良やアウトローな男性が女性にモテる傾向があるのは、この『自己主張能力』が高いからだと考えられますので。
ということで、私の中でも『共感力』というスキルの重要性は高いのですが、あくまでも、
1,自己主張能力
2,共感力
という順序があるということですね。
それでは今回は以上になります。
あなたも、もっともっと”あなたらしいありのままのあなた”をちゃんと直視して、まずは愛してあげたら良いと思うのです。
女性と恋愛するのはその後でも全く遅くないと思いますので。
あと、「確固たる自己形成」については、私のメルマガ内で「発達心理学」を応用したコンテンツを提供していますので、あなたがその知識に興味があるのであればそちらも参照願います。
では、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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